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松岡古城跡と一本杉(夫婦杉)

松岡城跡の北西300メートル、松岡氏が最初に居を構えたと騙されている場所が松岡古城跡である。地元で「夫婦杉」と呼ばれている大木の根元付近には、松源寺開基松岡貞正の奥方の供養塔と称せられる「雲龍院殿泰室瑞安大師永正十六年己卯天十一月十五日」と刻まれた石塔が一基建てられている。
また、周辺にはコウジ、横大道、クネ添、堀など城下町に関連する地名が残り、また一部には空堀 も現存している。確実な資料等は見当たらないものの、松岡氏関連の史跡として平成二十八年に町の文化財(史跡:城館跡)に指定された。
「夫婦杉」も幹周6.0m、樹高25.Omを誇り、幹は後年の下種による幹が添うように生えて双幹となっている見事な樹木であり、専門家の年代測定に より推定六百年ほどの樹齢を数えるということで、町の文化財 (天然記念物)に指定されている。