吉田本城跡・古城跡 (町指13 高森町史跡)

　　　　　　

 

吉田本城は、吉田台地の東北突端部、胡麻目沢に面した所に築かれた天然の要塞である。現在のところ戦国時代に築かれた城跡とされ、本丸・二の丸・出丸によって構成されている。確かな史料が見当たらないので推測の域を出ていない。伝承によれば、吉田殿と称せられた吉田七郎氏に関する城ではないかと言われている。
城の西や北に接する平坦地には大角坊・大門・北原・東原という地字が残されており、城砦地名と関係があると考えられている。吉田本城の北西に古城が、南側に南城がある。これらの城は保存状態がよいほうである。

 

>>所在地図はこちら