資料館では、町内各地区から選ばれた調査委員の人たち11名が、町内の歴史や文化財について調査を行っています。3~4年単位でテーマを決めて調査を行い、結果は冊子などにまとめて町民や町内外の諸施設に配布しています。
現在取り組んでいるテーマは「高森町の石造物調査」です。石造物調査は平成6年に一度行っているのですが、すでに30年ほど年月が過ぎているので、そのとき作成した分布図が道路などかなり変わっていて見にくくなっていること、石造物の中にはなくなったり移動しているものがありそうだということから再調査を行うことになったのです。
昨年の4月から調査を始め、まず前回の調査をもとに現状把握を行い、1つ1つ現在の地図に位置を落とすことからやっています。1月12日に行われた調査委員会では、4人の人から発表がありました。すると、どの地区でも新しく見つかった石造物があり、また行方がわからなかったり移動しているものもありました。さらに他の地区と重複して記載されていたり、冊子の中の校正ミスも見つかりました。このことから今回の調査は再調査でありますが、その意義は大きいということを確信しました。
猛暑が続いた昨年から一転して厳しい寒さの昨今、調査委員の皆さんは自分の足で根気よく石造物を1つ1つ調べてくれています。


