石造物を見て歩いていると、変わったものに出逢うことがあります。この石造物もその一つ。ふと見ると「痔疾」と彫られているのが目にとまりました。痔疾の石造物?と思ってよく見ると・・・・
上に「南無妙法蓮華経」と彫られていて、その下に「秋山自雲功雄尊霊」とあるので、これは秋山某さんを供養するお墓かと思いますが、向かって右上に「是□良薬」、左上には「今留在此」とあります。そして右下には「救療」、左下には「痔疾」。裏には明治二十六年四月とあります。
これらの言葉はどういう意味なのでしょうか。「救療」とは、医療のできない貧民に医療の道を与えて、これを救うことだそうです。となると、この言葉は「ここに痔疾によい薬があるのでどうぞお求めください。」というコマーシャルなのかもしれません。
ちなみに、この土地の持ち主の方にお聞きしても、どういう意味なのか先祖から聞いたことはないようで、またこの秋山某という人も、持ち主と姓は異なり、どういう人かまったくわからないそうです。
みなさんはどう思いますか?

