大下砦跡出土の常滑系大甕 大下砦は、松岡南城跡の南方に位置する台地の先端にあります。農道建設で調査され、空堀、掘立柱建物跡、ピット列、柵列跡などが見つかりました。 常滑系の大甕は、堀の中に投げ捨てられたような状態で、堀全体から出土しました。 口縁部に2本の沈線が施された折り返しが少ない甕で、制作年代は15世紀代と考えられます。