時の駅のひとびと

高森町歴史民俗資料館に勤務するスタッフや、関わってくださっている方々をご紹介いたします。

館長・主事・事務

利用者さんからの問合せ窓口、特別展示などの準備・入れ替え、イベントの企画運営、資料館の維持管理などが主な仕事です。館長と主事は展示の解説もいたします。
玄関横の受付兼事務室におりますので来館時にはぜひお気軽にお声がけください。

館長
塩澤 元広

 時の駅に勤務して7年目になります。自宅は飯田市毛賀ですが、教員をしていた40年ほど前、高森中に勤務していたことがあり、そのころの生徒たちや保護者の方々にお会いすることが多く、当時を懐かしみながら働いています。専門は近世史です。

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主事
竹内 稔

 時の駅勤務4年目になります。発掘報告書刊行のお手伝いをしていたら、前館長から主事へのお声をかけて頂きました。考古学を中心に、「昭和の部屋」展示や「付喪神(つくもがみ)図鑑」作成などに携わっています。切手関連のギャラリー展にも力を入れています。

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事務
小林 和子

 塩澤館長と同時期に時の駅に勤務しました。来館者受付や事務補助、高森町の旧家に伝わる古文書類の目録作成時の入力作業などが主な業務です。小中学生をはじめとする町内の方々に加えて、最近は他府県からも多くの方々が見学に来られます。居心地のよい見学時間を過ごしていただけるよう心掛けています。

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展示解説動画

資料館調査委員会

資料館調査員会は、高森町の歴史・民俗・文化財を調査する組織です。高森町各地区の地区長さんからの推薦を受けた方々が在籍しています。地域の歴史を調査しまとめ、伝えていこうという思いがあふれる会です。

たくさんある年末・正月の行事でさえ減ってきている現状で、まさに今、記録として残しておかないと忘れ去られてしまうという危機感から、高森町の年中行事を調査しました。
各地区の様子をしっかり記録に残し、「子どもたちに残したい高森の年中行事」としてまとめましたのでぜひお手に取ってください。

高森町の寺院や神社には、江戸時代以降に奉納された絵馬や奉納額が数多く残されていますが、劣化や記録不足により内容が不明なものもあります。資料館調査員会では、令和4年度からこれらの調査を開始し、166枚あることを確認しました。
2024年11月3日~12月8日開催の特別展「寺社奉納額にこめた人々の思い」にて調査結果を展示しました。

今までの調査テーマ

平成4年度~10年度石造調査 『高森町石造物目録』『高森石造物分布図』
平成11年度~14年度水車の調査『高森町の水車』
平成16年度~19年度歴史・文化財・伝承などの調査『後世に伝えたい話』
平成20年度~22年度地名の調査『高森の地名図(山間地)』
平成23年度~25年度家並み・屋号の調査 模造紙にまとめる
平成26年度~29年度年中行事の調査『子どもに伝えたい年中行事』
平成30年度~令和3年度道の調査『高森の道』
令和4年度~令和6年度寺社奉納額の調査『寺社奉納額にこめた人々の思い』

毎年恒例、高森町の子どもを対象とした「小正月飾りをつくろう」イベント。アワンボー(粟穂)を飾るためのヌルデの木の用意などサポートをいただいています。

活動に関する記事

時の駅応援隊

令和4年に高森町に住む当時小学6年生が中心となって発足しました。
よく資料館を利用し、展示物にも興味を持ってくれていた子どもたちの集まりです。

考古作業員・学芸員

考古作業員・学芸員は資料館に併設された考古作業室内で、高森町で出土した土器などの修復作業や管理業務を行っています。

好評開催中のイベント「つくもがみに会いに行こう」は、子どもたちにもっと資料館を楽しんでもらいたい、という思いから企画がはじまりました。登場する“つくもがみ”のイラストは、その想いをかたちにするために、学芸員がひとつひとつ描きました。

※管轄は高森町教育委員会となります。
※普段は考古作業室は見学できません。

資料館を利用しているサークルのみなさま

俳句や手芸、歴史や文書の研究などのサークルで資料館を使用する方たちでにぎわっています。
メンバーに高森町にお住まいの方がいらっしゃれば利用可能です。お気軽にお問い合せください。

布喜の会

年代を重ねた着物や座布団などの布をリメイクし素敵な手芸作品を制作されています。
毎年、3月の企画展「ひな人形展」に合わせて、つるし雛を制作してくれています。

つるし雛飾りへの願い

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