1. HOME
  2. 高森町の歴史
  3. 松岡古城跡

松岡古城跡

image30     image32

 

松岡本城五の堀の西方約600メートルの地点に空高くそびえている杉の老大木がある。この杉を夫婦杉と呼び、その一帯を地域の人々は古城とも呼んでいる。確かな史料は見当たらないが、松岡氏が最初に居を構えた場所と言われている。大木の根元近くに松岡氏の奥方の供養塔と称せられる「雲竜院殿泰室瑞安大姉永正16年(1519)巳卯天11月15日」と刻まれた石塔一基が建てられているが、開善寺の過去帳には永禄5年(1563)となっており没年が違っている。
供養塔建立の際に夫・明甫正哲の命日と誤り刻まれた。周囲には空堀りが廻らされており、当時の面影がわずかに残されている。

 

>>所在地図はこちら

 

>>資料はこちら   matsuoka_jyoushi