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瑠璃寺仏画 (町指10 高森町有形文化財)

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大島山/瑠璃寺

瑠璃寺は、天永3年(1112)比叡山観誉僧都によって開かれた約900年の歴史をもつ古いお寺である。
縁起書によると、観誉僧都が地域の教化のためにこの地を訪れ、大島山の一農家に泊り、夢に薬師如来の像を見て翌朝「相の洞」に薬師の尊像を見てお堂を建てたことに始まるという。その後、無住の時代もあり、場所も変わっているが、現在地に移転して七堂伽藍が立並ぶ時代もあった。その後上杉・武田の祈願所となっていたが天正10年(1582)織田軍の兵火にあって全焼した。
薬師堂前に植えられた地主桜のことや青獅子の話などお寺にまつわる古い伝承が伝わっている。
薬師三尊像は、藤原仏として国の重要文化財に指定されており、観音堂に安置されている聖観音立像も同じく藤原仏として長野県宝に指定されている。
町の文化財としては薬師堂の本堂・紺紙金字摩訶波羅蜜多心経・瑠璃寺仏画関係6点の多きに及んでいる。

 

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