1. HOME
  2. 高森町の歴史
  3. 橋都家墓地の槙の木と枝垂桜 (町登4 高森町登録文化財)

橋都家墓地の槙の木と枝垂桜 (町登4 高森町登録文化財)

image63

 

下市田/個人

槙の木は、和名「クヌギ」といい、どんぐり槙とも呼ばれている。下伊那はアベマキの自生地であるがクヌギの自生は見られず、この木は植栽と考えられる。高さ18メートル、胸高幹周276センチメートル。本物件は高さ、太さを兼ね備えた古木である。
枝垂桜は、和名「エドヒガン」のしだれ型で、イトザクラともいわれる。橋都家の伝承によれば、かつて屋敷近くにあったシダレザクラの実生を墓地に植えたもので、親木は樹齢500年近くあったとされ、現在のサクラも200年を経過している。
槙の木・枝垂桜ともに周辺の景観上、歴史上大切な古木・巨木であり、町の登録文化財に指定された。