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松岡本城跡

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松岡城主は、陸奥の安部貞任の末裔が平安朝の末頃、牛牧に落ち延びて来て古城に住み、やがて本城に居を移し、五百年にわたって勢力を振るったが、天正16年(1588)徳川家康によって改易された。改易されたためか、殆ど史資料が残されていない。
但し、城址の保存状態は極めてよく本丸・二の丸・三の丸・東惣構・西惣構等原形をとどめており、長野県における中世の城跡としては代表的な城跡とされている。
本丸は城内の最東端にあって眼下に天竜川を望み、竜東及び伊那山脈を一望できる景勝の地である。
昭和十七年長野県史蹟に指定され、戦後法令が改正されたが、昭和62年高森町の文化財に指定された。

 

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