

「時の駅応援隊員」が見つけてくれた付喪神キャラクターである。
鬼瓦とは、瓦屋根の大棟や降棟の端に置く飾瓦で、魔よけの意味を持つ。鎌倉時代に角のある鬼面をかたどったものがつくられるようになると、一般に「鬼瓦」と言われるようになった。江戸時代になると火災除けの意味をもつ水の字や縁起の良い宝珠、雲をかたどるものなど様々なデザインの瓦がつけられ、それもみな鬼瓦と呼ばれてきた。
当館の鬼瓦は、昭和4年(1929)に山吹駒場の会所新築の際、座光寺の瓦職人:黒川政一郎氏が制作したもので、昭和58年(1983)改築の折、当館に寄託された。
「ヤネバーン」は“屋根の番人”という意味でつけられた名前であるが、制作されてからほぼ百年たとうとしており、鬼としてより付喪神として見出されたのは、喜ばしい事であろう。時の駅応援隊の活躍に今後も期待したい。

