

「時の駅応援隊員」が見つけてくれた付喪神様キャラクターである。
「万石通し」は「千石通し」ともいい、江戸時代17世紀(1600年代)後半頃から日本で広く使われるようになった。米や麦などの穀粒を選別・ふるい分けるための伝統的な農具である。傾斜させて立てかけた木枠に、網目の異なる金網を複数段(3~4段)重ねて取りつけた構造をしている。それまでの手作業に比べて一度に大量の選別が可能になったため、「万石(大量)のコメを選別できる」という意味を込めてその名がついた。「千歯扱き」や「唐箕」などとともに、江戸時代の農業生産力を大きく引き上げた。
当館の万石通しは、1979年(昭和54)山吹駒場の小平氏から寄贈された。

