No.25 時屋(ときや)小五郎(こごろう)   通称「小五郎」

資料館第2展示室の衣装(いしょう)コーナーから生まれた付喪神キャラクターである。「怪盗(かいとう)クロック」の悪事を制するべく、第2展示室の入り口側で待機(たいき)する。

トレードマークの「パナマ帽(ぼう)」の下の顔は誰(だれ)も見たことが無く、小五郎そのものが謎(なぞ)の付喪神であるが、「怪盗クロック」が起こす悪事を止めようという想いは本物である。

衣服は、明治から大正期にかけて流行した服装(ふくそう)で、被(かぶ)る「パナマ帽」は、夏目漱(なつめそう)石(せき)や森(もり)鴎外(おうがい)、北原(きたはら)白(はく)秋(しゅう)など多数の文学や詩、果ては作者の手紙にも登場(とうじょう)する。特に夏目漱石は、「猫(吾輩は猫である)」を書いた原稿料(げんこうりょう)をもらったので、さっそくパナマ帽を買って大得意で被っていたら…」という手紙を書いているほどで、当時の人気がうかがえる。

携帯(けいたい)するトランクには怪盗クロックの悪事を阻(はば)む道具が詰(つ)まっている。

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