No.28 音楽化 イノシー  通称「イノシー」

資料館に通いつめる小学生「(よこ)獅子(じし)トリオ」が見つけてくれた「篠笛(しのぶえ)」の付喪神キャラクターである。音楽好きな化けモノという意味で「音楽化(おんがくか)・イノシー」を名乗(なの)る。

中国から「雅楽(ががく)」の楽器として(わた)ってきた竜笛(りゅうてき)などの横笛が、独自の進化を()げ篠笛になっていった。

篠笛の材料(ざいりょう)の竹は、湿気の多い温帯(おんたい)熱帯(ねったい)気候(きこう)を好むので、大陸的気候のヨーロッパ等では自然(しぜん)自生(じせい)しにくく、竹製(たけせい)の笛は西洋(せいよう)ではあまり見かけない。

当館に居つくようになったのは、徳川四天王の一人、井伊(いい)(なお)(まさ)の父親「井伊(いい)(なお)(ちか)」が「亀之丞(かめのじょう)」と呼ばれていた幼少期、駿河(するが)今川(いまがわ)義元(よしもと)に命を(ねら)われ市田郷松源寺(しょうげんじ)にかくまわれていた。その際、使ったとされる「青葉の笛」のレプリカを当館が(あず)かったのがきっかけである。

青葉の笛からは、(さび)しい音色(ねいろ)が流れたかもしれないが、イノシーは陽気(ようき)(きょく)得意(とくい)である。

TOP
資料館とは
展示講座
利用案内
資料刊行物
お問合せ
公式LINE