

資料館に通いつめる小学生「横獅子トリオ」が見つけてくれた「篠笛」の付喪神キャラクターである。音楽好きな化けモノという意味で「音楽化・イノシー」を名乗る。
中国から「雅楽」の楽器として渡ってきた竜笛などの横笛が、独自の進化を遂げ篠笛になっていった。
篠笛の材料の竹は、湿気の多い温帯・熱帯気候を好むので、大陸的気候のヨーロッパ等では自然に自生しにくく、竹製の笛は西洋ではあまり見かけない。
当館に居つくようになったのは、徳川四天王の一人、井伊直政の父親「井伊直親」が「亀之丞」と呼ばれていた幼少期、駿河の今川義元に命を狙われ市田郷松源寺にかくまわれていた。その際、使ったとされる「青葉の笛」のレプリカを当館が預かったのがきっかけである。
青葉の笛からは、寂しい音色が流れたかもしれないが、イノシーは陽気な曲も得意である。

