No.21 朱雀(すざく): 華耳仙(かじせん)  通称(そのまま)「かじせん」

武(ぶ)陵地(りょうち)Ⅱ遺跡の発掘に伴い土中より現れた付喪神キャラクターである。本来は縄(じょう)文人(もんじん)の耳を飾(かざ)るイヤリングとして活躍(かつやく)したが、廃棄(はいき)され土中で眠(ねむ)る間に湯(ゆ)が洞(ほら)の温泉エネルギーを吸収(きゅうしゅう)し、南方を守る朱雀(すざく)神(しん)として出現した。基調(きちょう)色(しょく)の朱色(しゅいろ)は耳飾(みみかざり)に時折(ときおり)見られる顔料(がんりょう)による。

羽に付随(ふずい)する耳飾には、様々なデザインがあるが、耳飾り研究の権威(けんい)である百瀬(ももせ)長秀(ながひで)氏により整理分(せいりぶん)類(るい)され最盛期(さいせいき)の古相(こそう)から末期的(まっきてき)様相(ようそう)まで万遍(まんべん)なくそろっているとされた。報告書(ほうこくしょ)の刊行(かんこう)を切望(せつぼう)されたが、いまだ緒(ちょ)についてはいない。

 不死鳥のごときエネルギーにあふれてはいるが、その放出先を探(さが)しあぐねている。

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